メンテナの行動規範とガイドライン
倫理的なコラボレーション、技術的卓越性、コミュニティの信頼を確保するために。
1. 行動規範
全メンテナに求められる行動規範
- すべてのコミュニティメンバーを尊重して扱う。ハラスメント、差別、誹謗中傷は許容されません。
- 多様な視点を尊重する包括的な環境を育成する。
- 作業における課題、遅延、制限事項について率直に伝える。
- デバイスの互換性、機能の実装状況、スケジュールについてユーザーやコミュニティを誤解させない。
- 常に元の作者の功績を認める。他者の貢献の盗用や虚偽表示は認められない。
- 紛争は冷静かつプロフェッショナルに解決する。解決できない問題はコアチームに仲裁を依頼する。
2. メンテナガイドライン
メンテナに求められる技術的・手続き的な期待事項
- プロジェクトの技術標準とビルドプロセスに従う。
- 承認なしにコアソースコードの変更やパッケージの追加・削除を行わない。
- デバイスの純正ROMからの移植でない限り、承認されていない変更を含めない。
- 更新をデバイスで十分にテストしてから提出する。
- 修正、最適化、セキュリティパッチを含む更新を最低でも月1回提供する。
- デバイスに関連する議論に積極的に参加する。
- 問題解決とプロジェクトの品質向上のため、他のメンテナと知識を共有する。
- 主要リリースの期限に間に合わない場合は速やかにチームに通知する。
- 承認された場合を除き、SELinuxは強制モードを維持する。
- 脆弱性は責任を持って報告する(例:公開前にコアチームに内密に報告)。
- ビルドに広告、ブロートウェア、未承認の追跡ツールを同梱しない。
- ユーザーからのフィードバック(バグ報告など)に迅速かつ丁寧に対応する。
- 明確なドキュメント(インストールガイド、FAQ等)を提供し、更新時のデータ損失などのリスクについてユーザーに警告する。
